生きづらさを感じながらも変われない人のパターン、最後です。
4.依存心が強い人。
奇跡を夢見るタイプの人は、楽して変われると信じています。
それほど自分の力(運の良さ?)を信じているのは良いことのようにも思えますが、大変なことから目をそらして現実逃避をしやすい人と言えるでしょう。
このタイプの人は自分に甘く、他人への依存心が強いので、足りないものや、相手がやってくれないことに対しての不平不満が多くなります。
自分に物事を変えられる力がないと思っているために、他人に過剰な期待をします。
自分の努力に見合う以上の貪欲さを持つ一方で、現実ではそれが満たされないことに傷ついたり苦しみ、生きづらさを感じるのです。
つまりこのタイプの人の生きづらさとは、『自分の望むようになってくれない他人や世界』であり、子供っぽい思考回路を引きずったまま大人になってしまった…ある種の適応障害のようなものと言えるのかもしれません。
このタイプが生きやすく変われるかどうかは、本人の精神面の成長に委ねられています。
カウンセリングでは、他人依存の考え方を修正するところが最初の一歩かと思いますが、その依存心ゆえに「すぐにカウンセリングの効果がでない」と言ってクリニックやカウンセリングを転々と変えやすいタイプでもあるのが悩ましいところです。
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