なかなか変われない人<1> -メンタルを病んで長い

最終更新: 2018年12月20日


クライアントさまには「変わりたいと思ったときがベストタイミング」とお伝えしています。なんでもそうですが、まずはご本人の「こうなりたい」という強い意思ありき。


でも、変わりたいと思っているのになかなか変われない人が多いのはなぜでしょうか。

変われない人にはいくつかのパターンがあります。



1.メンタルを病んで長い人。

すでに何年もメンタルクリニックに通われていて、ウツなど何かしらの診断名がついている人が変わるには、やはり時間がかかります。

心を病んだ状態が続くと、心身のバランスが崩れて自己コントロール能力が低下します。

「やる気はあっても体が動かない」のはウツのよくある症状のひとつですが、この状態が長く続くと自己嫌悪のループにはまり、ますます自信がなくなります。

自分の力で現状を変えられると思えなくなり、無力さばかりが蓄積されてしまうため、『変わろうとする意思』が『変われなくても仕方ない』というあきらめに負けてしまうのです。


このタイプの人は合理的な判断能力が鈍ってしまっているので、クリニックにもきちんと通っていなかったり、必要な薬も自己判断で飲まなかったりする人が多いのが特徴です。


本人はとても苦しんでいるのですが、治療する側や周囲が強制的な方法を取れない以上「本人の治す意思がない」として、治る治らないは自己責任のもとに片付けられてしまうのが現状です。

クリニックも患者が処方した薬を飲んでくれなければ治療のしようがないでしょう。

カウンセラーも定期的にカウンセリングに通ってもらえなければ、何ひとつサポートしてあげることはできないのです。



このタイプの人が変わるには、根気強くサポートしてくれる他者の存在が必要です。

なぜなら、自分ひとりで変わろうとしても無意識下の「自分の力で変われると思えない」「私なんかが変われるわけがない」という根強い思い込みがある限り、マイナスの悪循環から抜け出すことがとても難しいからです。


必要ならばお薬の力も借りつつ、その人の根底にあるネガティブな気持ちや、偏った物事の受け取り方を修正していくような認知行動療法的アプローチを重ねます。

まず現状を正しく受けとめて、少しずつでもコツコツと取り組んでいくしかありません。


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