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アダルトチルドレンと愛情

親の言うことを聞いて

いれば愛してもらえる

親が怒ることをすれば

見捨てられてしまうかもしれない

  ありのままの私でいては

  いけないんだ…

他人基準の自己価値

 

アダルトチルドレンは、幼い頃に親(などの大切な人)から「ありのままの自分でいることを認めてもらえなかった」人々です。

言うことを聞くなどの条件つきで、また親の気分次第で理不尽に振り回されてきたために、『自分はありのままでOK』という安心感を身につけるチャンスがありませんでした。

「ありのままの自分自身でいい」と思えないのですから、自分らしく振舞うことができず、自分基準で物事を考えることが難しいのです。

いつも誰かと比較しては『勝った』『負けた』と一喜一憂し、また誰かに褒められれば『自分には価値がある』と喜び、誰かに悪口を言われれば『自分には価値がない』と落ち込みます。

いつも誰か他人の基準で生きているために、気が休まることがなくいつもなんとなく不安です。

他人基準で生きる人生では、心からの満足や安心感を得ることはできません。

一見幸せそうな生活を送っているのに、いつまでも「あれが足りない」「これが足りない」と不満が尽きることはないのです。

不満とは、他人に自分を満たしてもらおうとする依存的な心が育てる『不幸の種』です。

いい子でいなきゃダメよ!

(親を悲しませる悪い子のあなたには価値がない)

(他人基準の思考)

周りや世間の「Yes」に

従っていれば安心!

 

周りや世間に「No!」と

言われることは存在価値

を否定されたも同然だ…

いい子のあなたが好きよ!(親のことを聞くならあなたには価値がある)

(不安と不満)

もっと安心材料がほしい…

もっと私の価値を褒めて!

もっと私を認めて!

(抑圧された怒り)

我慢して言う通りやってるのにうまくいかないのはあいつのせいだ!

私のことを(条件つきで)愛してくれるからこの人は信じられる!

きみは(俺にとって都合の)いい女だから好きだよ!

知っている愛の形なので安心

そんなの信用できない!

もっと安心できる証拠(条件つきの愛)をみせて!

試し行為を繰り返す

きみのダメなところも含めて好きだよ。

離れていってしまう

いくら言っても信用してくれないからもう疲れたな…

ほらやっぱり!

ありのままの私には愛さ

る価値なんてないんだ!!