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自尊心の低い人がなかなか変われない理由

『自尊心の高め方』や『自分を好きになる方法』についての本はたくさんあります。これだけ情報が溢れているのにもかかわらず、なぜ自尊心の低さからくる悩みが多いのでしょうか。

自尊心が低い人に見られる特徴

☑ 他人からの評価に一喜一憂する

☑ 落ち込みやすい

☑ 自信が持てない

☑ ストレスが多い

☑ 他人の顔色を気にすぎて疲れる

☑ 自分らしく振舞えない

☑ 自分が嫌い

☑ 愛されない

☑ 物事がうまくいかない

☑ 運が悪い

☑ オーラがない

☑ やりたいことがわからない

☑ プライドが高い

自尊心の低い人が『自己流で変わるのが難しい』わけ

1「変わるよりも変わらない方が楽だから」

人間は「今の状態を保とう」とするホメオスタシス(恒常性)が働いているため、変化には大きなエネルギーを必要とします。

より良い未来を求める一方で、不満はあっても今のままでいる方が楽なのです。だからこそ、本当の問題を見ないようにしたり、何かと言い訳をして変わらないことを正当化しようとしがち。

2「自分に向き合うことを避けているから」

きちんと自分の問題の核心と向き合うと「変わらなければいけない」ことに気づいてしまうのですが、これに前述のホメオスタシスが抵抗します。

自分と向き合うと、気づきたくなかったことやトラウマなどが表面化し、不安や恐れといったマイナスな感情が引き出されることも。

 

自尊心が低い人は、ただでさえ傷つきやすくなっていますから「傷つきたくない!」という過剰な防御反応により、現実逃避をしてしまいます。

現実逃避の一例として、問題の核心と向き合いたくないがために他のことに夢中になり問題のすり替えを行う(恋愛依存・買い物依存・仕事依存・過食など)ケースがあります。私生活を犠牲にするほどアイドルや習い事、宗教に夢中になる人も。

自尊心が低い人にとって、現実逃避せずに自分と向き合うのはとても難しいことなのです。

3「視野がせまいから」

自尊心が低い人は、根底に「ダメな自分」というセルフイメージを持ち、そのイメージに沿うようにネガティブなフィルターをかけて日々の出来事を理解しがちです。

私たちはネガティブなときほど自意識過剰になりやすく、自分以外の人の立場に立って考えることができなくなります。

視野が狭くなると物事をあるがままに受け止めることが難しくなりますので、どんなに素晴らしい本もアドバイスも、自分が解釈したいように歪んで受け止めてしまうことに。

4「他人の評価に依存することで安心しているから」

​自尊心が低い人は『他人の評価に依存する』傾向にあります。自分が自分を価値ある人間と思えないため、他人からの評価によって自分の価値を確認し一喜一憂します。良し悪しの基準が「他人から褒められるかどうか」なので、自分の意思や本心がわからなくなりがち。自分のためだけの努力を継続できないことが多いものです。

これらはすべて、

自尊心の低さ

が影響しています。

 

つまり、

自尊心が低い人が変われない原因は

『自尊心の低さ』なのです。

限りあるエネルギーをネガティブなことに費やしていませんか?

ネガティブな

ことに使用

ポジティブな

ことに使用

・自分を好きになる

・目標に向かって頑張る

自分を変える

・嫌なことを避ける

・言い訳をする

人のせいにする

不必要な我慢をする

他人の評価に振り回される

人それぞれ体力に違いがあるように、精神的なエネルギーの大きさにも違いがあります。

また、体力と同じように、精神的なエネルギーにも限りがあります。

もし限りあるエネルギーが、ネガティブなことやストレスにばかり消費されていたとしたら…?ポジティブなことに使えるのはわずかになってしまいますよね。

自尊心が低い人のエネルギーが、より良い自分になるためではなく、嫌なことを避けるために多く消費されているとすれば、いつまでたっても悩み多き現実が変わることはありません。

もとより、それでいいと思っている人ならば悩まないでしょう。

変わりたいのに変われない人は、自尊心が低いがために起こるネガティブなことにばかり、エネルギーを費やしているからなんです。

長年あなたなりに悩んで努力してもがいて…それでもうまくいかないときは、どうしたらいいのでしょう?

スピリチュアルに頼る?スピリチュアルはきちんと自分に向き合っている人をサポートをしてくれますが、『依存的な人』や『覚悟のない人』を幸せにはしてくれません

これがツボを買っても(古い?)有名な占い師に頼っても、幸せになれない人がいる理由です。

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