自尊心回復にセラピーが役立つ理由
『自尊心の高め方』や『自分を好きになる方法』についての本はたくさんあります。これだけ情報が溢れているのにもかかわらず、なぜ自尊心の低さからくる悩みが多いのでしょうか。
自分を変えるための最善の方法と頼るべき相手
自尊心の低い人が自分を変えたいと思ったときに必要なのは『覚悟を決めて』『必要なサポートを求める』こと。
ただしサポートを求める相手は、必ず『自尊心の高い人』にしてください。なぜなら、相談することでさらにエネルギーを奪われてしまったり、逆に相手をへとへとにしてしまったりといったことがあるからです。
頼るべき相手1:自尊心の高いパートナーや友達
自尊心の高い恋人や配偶者、親友などがいる人は、まずそちらに助けを求めてみましょう。
メリットは最初から信頼関係があること、手軽に相談しやすいこと、そして費用が掛からないことです。
一方でデメリットは、頼られた相手がメンタル的にあまり強くない人であった場合、相手があなたの悩みを抱えてつぶれてしまう可能性も。
サポートを求める側も、深刻な悩みほど、相手の迷惑になるなんじゃないかなどと考えて、相談できないことも多いでしょう。
また、自尊心が高い人は自分を守ることを最優先にしますし、人は人と考えて相手の意思を尊重するため、他人の問題にはあまり深入りしない傾向もあります。
頼るべき相手2:自尊心の高いカウンセラーやセラピスト
メリットは、気兼ねなく相談できることです。
セラピーやカウンセリングは、クライアント本人が回復するためだけに設けられた時間ですから、相手に気遣うこともなく、必要なサポートを求めることができます。
デメリットは、費用が掛かること。ある程度の覚悟を持って挑む必要があることです。
ひとりで頑張ることも大切ですが、もしあなたが「自分を変えたい」と心から望むなら、ぜひセラピーやカウンセリングを検討してみてください。
あなたの限りあるエネルギーを、より建設的な方向に使えるようお手伝いいたします。
【自尊心が低い人同士】
共依存による
エネルギーの奪い合い
相手の意思を尊重
ありのまま受け止めてくれる
心の内を話す
【自尊心が高い人が相手だと】
自尊心が低い人が変わるためにセラピーが役立つ理由
1 ひとりよりも頑張れる
くじけそうになったときに応援してくれる存在はとても大切。『自分の努力と変化をありのままに見守ってくれる人がいる』ことは、あきらめグセのついている人にとっても継続のモチベーションになります。
3 深い部分と向き合える
自分の弱い部分と向き合うことは、ときに逃げ出したくなるほど不快だったり怖いものです。
自分では向き合っているつもりでも無意識に問題の核から目をそらしていたり、肝心な部分とは向き合わなくて済むように、見当違いの努力をするなどの現実逃避をしていることも。
自分ひとりでは難しい心の内側としっかり向き合えるようになるまで、セラピストが根気強くサポートます。
2 他人だから本音を話せる
家族や友達など、親しい間柄だからこそ話せないことがあります。「心配させたくない」「自分を良く見せたい」というプライドがあると、つい強がってしまうことも。
セラピストという他人と対話する中で、ふと自分自身の本音に気づくことも多いものです。続けることで自分の問題を冷静に客観視することができるようになります。
4 本気になれる
対価を払うことで、無意識に「それに見合う結果を出したい」という気持ちが働き本気で取り組むことができます。脳は無料で聞けることを「重要だ」と思いにくいのです。