「最近、考えがまとまらないなぁ」というときは
- ZAHaRA
- 2022年1月13日
- 読了時間: 2分

だれだって脳がストレスフルな状態になると、頭が働かなくなります。
いわゆる思考停止状態ですね。
これは一言で言うと「脳みそがバグってる状態」で、おおきく2つのタイプに分けられるかと思います。
①頭が真っ白になって何も考えられない
②考えても考えてもいい答えがでない
①は考えることが多すぎてキャパオーバーになっているイメージです。
ひとつの問題の背景にはいくつもの要因が絡み合っているものですが、これらの優先順位がつけられなかったり、そもそも考えるための素材(情報や知識)が少ない状態だとこうなりがち。
さらに「怒られると頭がまっしろになってしまう」という人も多いのですが、これは「本来考えるべきこと」よりも「怒られないためにはどうしたらいいか?」ということの方にばかり脳みそを使ってしまうために起こります。
特定の人に怒られることに強いトラウマがあったり、そもそも自己肯定感が低く他人の評価=自分の価値だと思い込みやすい人の場合には、反射的に「怒られたくない!否定されたくない!」という防衛反応の結果フリーズしてしまうのです。
一方で②は、考えるための素材(情報や知識)の少なさに加え、その人自身の考え方や思い込みの強さが影響しています。
たとえば「リンゴと言えば赤だ!」という思い込みが強すぎるあまり、緑のリンゴがあることを知らないまたは思い出すことができず、「リンゴがないからアップルパイが作れない、どうしよう…でもリンゴはないし…」と同じところをぐるぐる悩むことになります。
ほかの選択肢が見えていないため「代替案」で解決するという発想が思い浮かばないのです。
いずれにせよ、普段はきちんと考えられる人が一時的に①や②の状態になった場合には、まず脳を休ませることが大切です。
手っ取り早く脳を休ませるなら、『しっかり寝る』と『運動をする』こと。
その上でさらに、①と②の共通点である『考えるための素材(情報や知識)の少なさ』を補っていきましょう。
素材がない状態ではどんな料理も作れないように、わからないことだらけの状態では答えなんて出ないのですから。
(x+yの答えがいくら考えても出ないのと同じです。)
当たり前のようですが、ひとりで悶々と考えていてもわからないことは、調べたり聞いたりすることが大切です。そうして材料がそろってから、改めて考えてみるのです。
うまく考えられなくなっているときは、これらの基本的な対処法『寝る』『運動する』『調べる』『聞く』を怠っている場合がほとんどです。
悩んでいるときは基本に立ち返ってみてくださいね。
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